2019.2.12

一般社団法人若者協同実践全国フォーラムが主催する、「全国若者・ひきこもり協同実践交流会inあいち」に参加してきました。全国から700名ほどが参加されたようです。

役割は、分科会「関係性を豊かにする評価とは?~成長を共に実感するための共通言語づくり~」のコーディネーター。コーディネーターは僕のほかにも、鈴木綾さん(四つ葉学舎)、松永結実さん(エスラウンジ)のお二人がおり、加えて事務局の上原悦子さん(草の根ささえあいプロジェクト)さんの4人で、半年近く楽しく議論しながら企画を作り上げた分科会でした。

発題者・松永さんからの問いは、考えれば考えるほどに本質的です。アウトカムを「皿に載った料理」とするならば、僕らが真に作ろうとしているのは、豊かな関係性という「皿そのもの」なのではないか?そうであれば、皿と料理をどう作り、どう評価すべきなのか。

ゲストの清水みゆきさん(NPO法人日本NPOセンター)からは「評価/中間支援者」の視点を、久保博揮さん(一般社団法人日本ダイバーシティ推進協会)・渡辺ゆりかさん(一般社団法人草の根ささえあいプロジェクト)からは「評価を活用している現場の担い手」の視点を借りて、またご参加者の方々からの鋭い質問を受けて、分科会の場の中で議論がまっすぐ深まっていく、これまでに無い手応えを感じました。

最中だけでなく、終了後も、色んな方からメッセージやフィードバック、さらには「次」に進むための問いをいただけて、あの手応えはズレてなかったんだなあ…と思った。ほんとうに、嬉しい限り。

今日はこちらの2日目に参加。(昨日は残念ながら参加できず)午前中の分科会に一つ出て、あとは場内をウロウロし、久しぶりの方にご挨拶したり、遠くから安否確認したり。午前中に参加した「評価」の分科会では、自分なりに新しい問いが立ったことが…

久野 美奈子さんの投稿 2019年2月10日日曜日

 

昨年3月から、いろんなところでいろんな方と評価について議論する機会に参加してきました。議論して気付いたことを各々の集まりにフィードバックし、それを受けてまた相手からのフィードバックが帰ってくる、という繰り返しを経て、だいぶ評価について考え方が深まったと思っています。なんであっても本は「導入」にすぎなくて、大事なことを教えてくれるのは、人であり、現場なのだと、改めて感じました。贅沢な時間!

分科会の最後にお示ししたこのフローチャートも、ここのコーディネーターチームでの議論を整理して作ったものです。さらに、分科会の会場でのやりとりや、感じたことも踏まえて、終了後に一部修正しました。「評価する・される」の間柄を超えて、「誰もががこの問題の当事者であり、解決の担い手でもある」という関係性(=市民社会)を作っていくために、評価との親和性が高い現場の団体が増えてくれるといいなと思っています。

詳しくは、後日フォーラムから販売する「報告書」に記載するので、そちらをご覧ください。執筆もがんばります。

こういった価値観や技術を交換する場は、ほんとうに貴重だし、その場に貢献できたことを嬉しく思います。来年は栃木にて開催予定とのこと。また参加したいです。(懇親会のセッションだけでも…!)

 

ちなみに。評価を用いた関係性構築は、今回の分科会のテーマとなった「個別の事業や組織を対象とした評価を活用して、関係性をつくる」ことのほかに、もう一つ方法があります。それは、個別の団体ではなく、複数の団体や社会全体にまたがる「関係性そのものを評価対象とする」という方法です。これについては、また今後、みなさんと議論して、考えを深めたいと思います。

おしまい